交通事故 [事例18]

過失割合の減算に成功した事例

40代男性
主な症状損害賠償額
外傷性頚部症候群、頚椎捻挫等 150万円→250万円

背景

Aさんがバイクを運転し、丁字路において直進中に、前方から来た対向車が右折をしようとして、右方から衝突されました。

治療が終了し、相手方保険会社から賠償の提案があったが、その金額や過失割合の妥当性について、ご相談に来られました。

対応

過失割合については、相手方保険会社からは、Aさんに対し15%の過失があるという提案でした。

ご依頼後、具体的な事故状況として、Aさんのバイクの方が先に丁字路に進入していたことや、相手方が後部座席の方を見て運転しており通常よりも大きな程度で前方不注視が認められることを根拠に、過失割合の交渉を行いました。

結果

Aさんの過失割合が5%減じられることになりました。
また、金額についても、慰謝料や逸失利益の増額交渉を行い、いずれも大幅な増額が認められました。

過失割合の問題があるとき、相手方保険会社からの提案は、事故の抽象的なパターンのみに応じた基本過失割合に基づいたものが多く、その事故固有の具体的な事情が考慮されていないことがよくあります。
そのような事情を主張することで、過失割合を有利に修正できる場合もあり、本件はこれが功を奏した事例です。

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