不倫慰謝料 [事例4]

直接謝罪して慰謝料の支払いなしで解決

40代女性
立場慰謝料請求額
慰謝料を請求された側 0円(慰謝料の請求なし)

背景

Aさんは既婚者でしたが、以前の交際相手である男性と再会した際に、その男性も現在は結婚していることを知りながら不貞行為に及んでしまいました。
不貞行為は2回だけでしたが、不貞相手の妻に不貞行為が発覚してしまい、妻からAさんの携帯電話に頻繁に電話やメールが来るようになってしまいました。Aさんは、当初、ご自身で対応していましたが、次第に相手方からの連絡がエスカレートしてきたため、ご自身で対応するのは限界であると感じ、当事務所にご相談にいらっしゃいました。

対応

Aさんからご依頼を受けて弁護士が相手方に連絡を取ってみたところ、相手方としては、事実関係の説明とAさんからの直接の謝罪があれば、慰謝料の請求まではしないとのことでした。
そこで、かりに訴訟などになった場合に備えて、現時点で相手方が慰謝料を請求しないと述べていることをメールという証拠が残る形で確保しつつ、相手方の要望に可能な範囲で応じる形で話し合いでの解決を図っていくことにしました。
まずは、Aさんから聴取した内容を元に弁護士が事実関係について説明する書面を作成し、Aさんの謝罪文も作成しました。そのうえで、Aさんから直接謝罪をしてほしいという相手方の要求に応えるため、弁護士立会いの下、Aさんと相手方が面談しました。

結果

相手方との面談において、Aさんから口頭で直接謝罪をしたうえで、上記の説明書面や謝罪文を相手方に渡したところ、相手方から許してもらうことができ、慰謝料の支払いをすることなく解決に至りました。

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