債務整理 [事例2]

パチンコ・競馬が原因の借金問題を個人再生で解決

30代男性
借金総額毎月の返済額
約780万円 ⇒ 約150万円 約12万円 ⇒ 約4万4000円

背景

Aさんは、パチンコ・競馬にお金をつぎ込んでしまい、また、浪費癖もあったことから、約780万円の借金を作ってしまいました。
Aさんはなんとか返済を続けてきましたが、借りては返す自転車操業状態で、もはや自力で返済を続けていくことが難しいと考え、当事務所に債務整理のご相談にいらっしゃいました。

対応

Aさんは住宅ローンの残っている自宅に家族と一緒に住んでおり、自宅は残したいという強い希望がありました。また、住宅ローンを除いた借金の支払に充てられる金額は、月に5万円程度とのことでした。
そのため、自宅を処分することになる自己破産や、毎月10万円以上の支払原資が必要となる任意整理は難しく、個人再生手続で進めていくことをご提案しました。
Aさんからご依頼を受け、個人再生手続で進めていくにあたり、Aさんには、今後絶対にギャンブルに手を出さず、浪費もしないことを約束してもらいました。なぜなら、ギャンブルや浪費行為が改善されていないと、個人再生を申立てた際に、裁判所から「借金を減額してもきちんと返済を続けていけるか疑わしい」と判断されて、不認可になってしまう可能性があるからです。

結果

ご依頼後、Aさんは「ギャンブルをしない、浪費をしない」という約束をきちんと守り、生活が改善していることを裁判所に示すことができ、無事、認可決定が下りました。
その結果、自宅を残したうえで、約780万円あった借金が約150万円に減額され、月々の支払も約12万円から約4万4000円に減額することができました。

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